スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

-
Comments#0 / Trackbacks#0
小説第1弾  「生と死の狭間で」 第3話 『戯れ』
 「これでようやく アレに向けて動き出せる」
 「これから忙しくなるな」
 「アレに向けて オモチャで遊ぶのは控えてもらおう」
 「ちぇ、つまんねぇ〜の。まぁ 早く終わらせて自由を掴んでから
 タップリ遊ぶか。」


  街は今日もたくさんの音と人に包まれ始めた
  酒場には朝早いのにも関わらず テーブルの半分がハンターで
 埋まっていた
  そこには 昨日の蒼髮の少年と奇妙な3人が座っていた
「は、初めまして。クロノス・スレングです」
 「そんなに緊張しなくてもいいわよ〜。私はネム-フェルミ、
 ネムでいいわ」
 「オレはマクルーズ・リンスだ。よろしく頼むぜ!」
 「僕の名前はかえる。本名じゃないけど気にしないで」


  ネムは用があると言って カウンターへ向かった
  その間 3人はすっかり打ち解けたように和気あいあいと話していた
 
 「かえるさんの肩に乗っている、その鷹は何て名前なんですか?」
 「戦女神の名前からとって アテナ。ちなみに雌だよ」
 「へぇ〜…触らしてもらってもいいですか?」
 「気をつけろ!そいつ 嘴でつついてくるんだ。痛いぞぉ」
 「リンスさんがアテナの羽、抜こうとするからでしょ!」
 「べ、別に抜こうとしたわけじゃ…」
  図星なのか、尻尾をピンと立てて 流れてくる汗を拭いていた
  かなり焦っているリンスの横では アテナがスレングの頬にスリスリ
 していた

 「あはは、くすぐったいってば」
 「初対面の人にそんなになつくなんて驚いた…ネムさんが触ろうとした
 時は凄くおびえて 逃げちゃったのに」
 「悪かったわね、怖くて!っと、それより スレング君には一つだけ
 やってもらいたい事があるんだけど いい〜?」
  まぁ 簡単な事だし、君ならすぐに出来ちゃうだろうから♪」
  ウインクしながら浮かべた顔には 期待と少し違うものが混ざっていた

 「ふぇ?何をやるんですか?」
  ネムはアテナと戯れているスレングの前に小さな羊皮紙を
 テーブルの上に静かに置いた



 「入団試験か〜…早く終わらせちゃお!」
  そう呟きながら スレングはベットの横に畳んであった白い防具に
 着替え始めた
  その防具は 暗く涼しい場所を好む飛竜、フルフルから取れる
 ブヨブヨした皮をふんだんに使ったものであり 頭の部分が兜ではなく
 フードになっていた
  防具を身に着けた後 武器を灰色の箱、通称アイテムボックスの中から
 剣の先端がかぎ状になっているのが特徴の 一対の剣を背中に背負い
 酒場の方へ歩き出した

  その目は酒場でアテナと戯れていた時とは少し違っていた
 
小説 第1弾
Comments#0 / Trackbacks#0
スポンサーサイト
-
Comments#0 / Trackbacks#0
Comments
CommentForm










TrackbackURL
http://hokt-game.jugem.jp/trackback/60
Trackbacks
InternetExplorer Only